こんにちは秋吉 博斗です。
あなたは何のために資格を取りますか?転職?それとも自己研鑽?理由は色々あるかと思いますが、資格の中にFP(ファイナンシャル・プランナー、以下FP)と言われる資格があります。私はこの資格を2017年1月に3級を、同年5月に2級を取得しました!
この資格を取ろうとしたきっかけは、まず名前がかっこいいから(*^^*)
それに内容が実生活にすぐに直結するので、将来的な人生設計にも役立つ資格‥ここは取ってみようと一念発起。お金がもったいないのでもちろん独学で!と2級まで一気に取っちゃいました!
モチベーションさえ上げられれば何とかなります!!
ではFP3級の資格取得までどの様に過ごしたか?私の体験を報告します!
FPとはどのような資格か
最近よく聞くこの資格、銀行に就職する内定者や、証券会社への内定者など、入社までに取得するように!という話もちらほら聞きます。
私の場合は車関係の仕事で、特にFPの内容はあまり関係ない分野と思っていました。でも一個人としては税金の話など知っていて良かったと思う内容がばかりでした。
3級の試験は簡単で楽勝!と色々なとこで言われていますが、本当に無知からで簡単なのか?という疑問もあります。
私は初めから2級を受けることを前提に3級を受けたので、しっかり基礎から学ぶつもりだったことも含めて報告します。
ではFPとはどういった内容をどのように試験するかを知っておきましょう。まず団体が2つありますので、どちらを受験するかを選択する必要があります!
- 日本FP協会
- 金融財政事情研究会(金財)

ざっとはこのような違いがあります。どちらの団体でFP3級を取得しても、国家資格としての価値についての優劣はありません。
学科試験も共通ですし、違いは実技の内容です。日本FP協会で受験する方は【資産設計提案業務】に決まっています。
金財で受験される方は、【個人資産相談業務】か【保険顧客資産相談業務】の選択になります。
もし、資格取得を指定されている方(就職等で)はどちらの団体で取得するかを尋ねてください。私は日本FP協会で受験しましたが、理由は「日本」って書いてある団体の方が世間的に国家資格ですって分かり易いかなと、そんな単純な理由で決めました!www
確かに多少の合格率の差はありますが、勉強をしていないとどちらにしろ受からないと思いますし、私の場合は自分の為に勉強を始めたので、こっちがいいと決めた方で頑張ろうと思ったわけです。
なので日本FP協会の方が一般に分かり易いかなとそれだけの理由です。(金財の関係者の方すいません)
ですので、どちらの団体に申し込もうと悩まれている方は、学科試験は共通ですので、実技でどちらがやり易いかを検討されてみてもいいかと思います。どちらの団体も過去問を公開されていますので参考に。
試験勉強の前に
申し込む団体が決まったら次に申し込みですが、今回は申し込み手順については各団体のホームページで確認してもらうとして、まず私の状態を説明します。
なぜそんな事を説明するかと言いますと、勉強時間はこのくらいで十分!ということがよくサイトに踊ってます。
でも、本を読むスピードも、学生なのか、社会人なのか、フリーターなのか、主婦なのかという理由から取れる時間も、集中できる時間も様々あるかと思うんですよね。
それに事前知識も関係しますしね。学生さんに年末調整の話や、生命保険の話、または年金の話を言っても、ピンとこないですよね。
社会人の方はなんとなくですが、その辺りは分かりますし、子供の学資保険についてなど普段、夫婦で話す内容になったりします。
現にこの3級を取ったときは、妻の育児手当の話など正に、FPの内容であったので興味を持って勉強していました。人によって状況や興味の持ち方など違いがあります。
なので私の状態を、と言う訳です。
私は、社会人で朝8時に家を出て、帰宅が9時過ぎです。そして食事を済ませ勉強始めるのが10時過ぎからでした。
休みの日には、妻と息子と買い物などささやかなお手伝いをするので昼間はしていません。
夜、中心なので眠たくて早く寝た日もありましたがこのような状態で勉強を始めました。
独学必須の参考書選びから
さあでは、独学でと決めたからにはどの教科書にするか?とりあえずはレビュー等で評価の高い本から色々見て決めてみようと。
イラストが多い方がいいか?細かい解説がしっかり書いてある方がいいか?私は図式で分かり易くないと、文章だけでは頭に入ってこないのでこの教科書にしました。
そしてこの教科書とリンクしてある問題集を合わせて購入しました。
あとは心配性なので直前対策ということでこちらを買いました。
何しろ本当に自分の興味のあるもの以外は、何にも手に付けていなかったので心配だったのでこの3つの本で戦うことにしました。
そしてFP試験に欠かせないのが電卓です。電卓は多少細かな規定が決まっています。それがこちら
計算機(電卓)は、次の各条件に該当する場合のみ使用を認めます。
イ.電源内蔵のもの(そろばん不可)
ロ.演算機能のみを有するもの。
※ 使用可………√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、
売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、
マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキー。
※ 使用不可……関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。
ハ.数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。
ニ.外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの。
引用:日本FP協会ホームページより
このような規定が決まっているので、気にしたところはまず大きさ、それとおおむね水平であるのが条件です。
小さいと場所は取らないですが、私は大きい方が見やすいので少しでも大きい方がいいなということで、こちらの電卓を購入しました。
ここまで揃えたら2級までやるしかないと自分のモチベーションも上がりました。
画面も見やすく叩いた感じもしっくりきました。液晶部にやや傾斜はありますが、試験会場で止められた事は無かったので問題ありません。
問題集もイラストが多く、分かり易く書いてあります。ただ細部については多少説明が省かれていることもありますが、試験対策としては十分な内容でした。
また次に2級を受験予定の方で、独学で同じ2級の教科書を購入しようとする方は、3級の教科書は置いていてください!!
2級になるとより深い知識が必要になってくるため教科書の内容が増えます。
そこで3級で勉強した内容が簡単に記載されている事があるので、同じ教科書を購入して勉強される際には売らずに残しておいてください!
勉強時間について
勉強グッズは揃ったところでいよいよ試験に向けて勉強です
教科書と電卓を購入したのが2016/11/22でした。
試験日が今年2017/1/22でした。丁度、2か月前から始めました。
まず最初に取り組んだことは、先ほど述べたとおりですが、夜11時前から1~2時間ほど教科書をひたすら読む。。
ただただ読みました。3巡読み返しました。
まず試験内容を全体把握したかったのと、教科書にも書いてありましたが、何巡か読んで理解を深めてください!と。それを忠実にこなし3巡読み返しました。
でもそのお陰で、それでもなんとなくなんですが、全体把握はある程度出来ました。ここまでで12月のクリスマスくらいまでかかりました。ww
1日1,2時間位で、しかも仕事後なのでこれが自分の中では限界でした。もっと集中して読める環境の方は、本当に数日でここまでの作業は完了していると思います。
自分の場合は勉強開始から、1か月教科書に使いました。
ここからは問題集をひたすら解きます。
1通り解いて、間違ったところを教科書で見直す、この繰り返しでした。でも問題集を解くのはそんなに時間がかからなかったです。
教科書を読んでいて難しいなと感じたところが、やっぱり間違っていたのでそこを重点的に見直したので早かったです。
この段階でお正月明けで、1度直前対策の問題を解いてみたところ、8割はとれていました。ここで仕上がってしまったわけです。
ピークを試験日の22日持っていきたかったのですが、勉強配分がわからなかったので、後の試験の3週間位は教科書、問題を繰り返ししていました。
私はたくさんの問題集より、1つの問題集を分かるまでとことんやる派なので他の問題集も買わずにひたすら同じ作業をこなしました。
なので、これだけ教科書を読むことに時間を割きましたが、実質1か月半で9割がた仕上がりました。集中して勉強できる方であれば、2週間程でも十分かもしれませんね。
結果は学科、実技ともに9割正解で合格出来ました!!
最後に
この様な勉強方法で3級に合格出来ました!
そしてそのまま5月に2級を受験し合格しました!!
3級を合格後、2級を受ける方はすぐ次の回に受験してください!
私、3級合格後、2か月ほど何にもしなっかたら知識が‥
この様な形で勉強し合格しましたが、勉強時間も1日2時間としても2か月なので100時間を超えるくらいでしょうか?
1日1時間の時もありましたし、集中してない時もあったので具体的に何時間というのは、意味がない事だと。
それに比較的簡単に取得できる資格だと言われています。確かに難易度はそんなに難しくないかもしれませんが、勉強せずに受かる資格では決してないですし、いかに興味を持って取り組むかだと思います。
このFPの資格は将来設計を立てる上でも、十分効果を与えてくれる資格である、と思いますし、是非2級、1級へとステップアップしてください!!(1級を受験する覚悟が出来たらまた報告します!)