こんにちは秋吉博斗です。
2017年も競馬はたくさんのドラマや記録が生まれました。
1年を振り返ってみると、今年も届かなかった凱旋門賞や、新設G1などたくさんの出来事がありました。
今回は今年1年の、競馬界の出来事を勝手に回顧したいと思います。
騎手編
やっぱり、両外国人騎手のM.デムーロ騎手、C.ルメール騎手の活躍を外すわけにはいかない‥
C.ルメール騎手は年間199勝、(G1・4勝、重賞14勝)
2016年は1勝差で戸崎騎手にリーディングを逃した悔しさを晴らす結果に。
春にはヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービーと怒涛の3週連続優勝!
私と同い年の38歳‥
尊敬の念しか浮かばない( ゚Д゚)
M.デムーロ騎手は2017年は171勝(G1・6勝、重賞18勝)全国リーディングは2位ですが、短期免許取得で来日した騎手を除く、勝率1位、連対率2位!
ルメール騎手とデムーロ騎手をずっと買い続ければ間違いなく、プラス収支になるはず。
ここぞという時の勝負強さはさすがでした!
藤田菜七子騎手は本年度14勝(年間女性騎手の最多勝鞍を更新)
決していい馬が集まっている訳では無いですが、ルーキーイヤーの6勝を上回る勝利数。
2018年も競馬界を盛り上げるべく、重賞初制覇を!
小牧太騎手は私が好きな騎手の1人、今年はキャリアの中でも初めて3回もの騎乗停止処分を受けました。
50歳という年齢ですが、熱い騎乗が大好きで今年は「太論」(ネット競馬の中のコラム)でも話されているが
一時に比べると、“自分の騎乗”はできていると思うんやけど、どうも最近の僕は、「勝ちたい」という気持ちが強すぎる。
引用:ネット競馬「太論」より
50歳になっても気持ちを切らすことなく、体力がいる仕事で若手に交じり、頑張っている姿(現に勝鞍でも負けていない)が好きで応援します!
2018年はG1勝利を期待しています!!
的場文男騎手は言わずと知れた地方競馬のレジェンド(61歳)。
2017年5月17日川崎で地方競馬通算7000勝を達成!歴代2位の記録です。
7000勝っていかに地方とはいえ、200勝を35年続けるっていう事ですし、地方と中央で比べることは出来ないけど、今年のルメールの成績を35年も続けることに。
土俵が違うとはいえ、これだけの成績を残される的場騎手は競馬界のレジェンドです。
競走馬編
キタサンブラック、この馬を除いては2017年は語れない。
年間G1・4勝。引退レースを豊さんにエスコートされ完璧な勝利。
今年新設されたG1大阪杯(阪神2000m、タイム1.58.9)を快勝。
天皇賞(春)(京都3200m、タイム3.12.5)をJRAレコードで快勝!
宝塚記念を9着に敗れ、凱旋門賞の夢は無くなったけど、天皇賞(秋)(東京、不良、タイム2.08.3)を出遅れ、そして他馬が馬場に足を取られる中、快勝!
ジャパンカップは3着に敗れはしたものの、引退レースの有馬記念で圧巻の逃げ切り勝利!
本当に強いという印象でした。
2018年からは種牡馬入りが決まり、初年度種付け料は500万とのこと。
余生の方が長いので、無事に過ごしてくれればと思います!
ゴールドドリームはフェブラリーSとチャンピオンズCの中央ダートG1を完全制覇!
父ゴールドアリュールが急逝したので、後継種牡馬に是非なってもらいたい!
ドバイワールドカップは14着と残念でしたが、体調も戻りR.ムーアを背に完全復活しました。
2018年もドバイに挑戦してもらいたい!
その為の東京大賞典回避かなと。
ラッキーライラックはオルフェーヴルの初年度産駒からいきなりのG1制覇!
今のところ大きいところを勝ち上がっているオルフェ産駒が牝馬ばかりというのも、驚きですが。
3戦全て強い勝ち方からして、2018年の牝馬クラシック路線は間違いなく、この馬中心に。
海外編
今年も凱旋門賞に日本調教馬が2頭挑戦しました。
サトノダイヤモンドとサトノノブレス。
それぞれ15着、16着に敗れました。
馬場が非常に悪く、前哨戦からもそれは見て取れたのですが、本番も馬場に適応しきれず敗れる形に‥
勝ったのは、エネイブル。
3歳牝馬の斤量の恩恵を差し引いても、歴代の名馬と比べても化け物でした。
あの馬に勝てる馬は、当分現れないくらいの強さです。
また馬場に関しても、行ってみなければ適性が分からないというのも‥
川田騎手が福永騎手のファン感謝イベントの中で
たとえるなら、サーキットで速い馬が日本の馬で、ラリーで強いのが向こうの馬。だから必然的に走りも変わってきますよね。トップスピードは日本の馬のほうが速いんですよ。でも、ズルズルと滑ってしまうので、トップスピードまで持っていけないんですよね。
引用:ネット競馬より
馬場も日本の競馬場は綺麗に、整地され高速化しています。
それに対してヨーロッパの競馬場は、自然をそのまま囲って競馬場にした感じ。
日本調教馬がそれでも挑戦して勝てる場面を、生きているうちに見たいと思います!
ネオリアリズムは4月にシャティンでクイーンエリザベス2世カップを制しました。
騎手は世界の名手モレイラ。
香港カップは3着と残念でしたが、海外適性の高さを見せてくれました。
ヴィブロスはドバイターフを見事な末脚で差し切り勝ち!
こちらもモレイラ騎手!
馬主は佐々木氏です。
思えばここから佐々木氏の流れが来ていたのかな(*’▽’)
このレースをしっかり覚えていたらジャパンカップは取れていたはず‥
新設G1のホープフルステークスに勝利したのは、1番人気のタイムフライヤー。
中山の2000mというクラシックの皐月と同距離、同舞台。
中山2000mはオープンクラス以上では数も少なく、トリッキーなコースですが、ここから来年のクラシックにつなげてもらいたい。
今年からの楽しみの1つですが、朝日杯FSをぶっちぎったダノンプレミアムとどちらが強いか、2歳チャンピオン同士の対決も楽しみです!
競馬後進国ですが、韓国のソウル競馬場でロンドンタウンとグレイスフルリープがG1を制覇しています。
最後に
2017年もたくさんの素晴らしいレースが行われました。
個人的には、馬券は年間通して少し負け(回収率83%)になりましたが、毎レース楽しく見れました!
2018年には、一口のブラックバゴとブロードアリュールが大きいところを狙えたらと!