こんにちは秋吉博斗です。
小さい頃から野球ばかりやっており、見るものも遊びも野球ばかり。
プロ野球も西武ライオンズが強くて憧れの選手がたくさんいたなぁと懐かしく思ったり。
漫画についても基本は野球漫画ばかり見ていた記憶があります。
やはり、あだち充先生の「タッチ」。
本当に隣の家に南ちゃんが住んでいたら甲子園に出場できたと思う‥
そして野球漫画は基本的には高校野球で甲子園を目指すとか、プロ野球に進んでメジャーリーグを目指すとかの内容が多かったです。
そんな中、なかいま強先生の「わたるがぴゅん」!
自分の野球人生と私生活と遊びと、すべてに影響を与えた野球漫画を紹介します!
【わたるがぴゅん】の舞台
「わたるがぴゅん」は1984年から2004年まで月刊少年ジャンプにて20年もの長きに渡り連載されていました。
私は単行本で買う派だったので、月刊の方は読んでなかったんですが、小学校に入ってから20代半ばまでずっと読み続けていました。
この「わたるがぴゅん」舞台はプロでも、高校でもなく中学野球です。
野球をやったことが無い人はピンとこないかもですが、プロや高校は硬式球という固いボールを使います。
それに対して中学までは軟式球というゴムのボール(ゴムと言ってもある程度固い)を使用するのでボールの跳ね方や反発の仕方が違ってきます。
中学まででも、学校以外でのクラブチームでは硬式球を使うリーグがあります。
そんな軟式野球が舞台で、しかも中学生が主人公の野球を見たことが無かったので凄く衝撃を受けた記憶があります。
連載も20年もの長きの年月ですが、舞台は中学の春から夏までのわずかの間を20年かけて連載されていたわけです‥長!
しかもなかいま先生の画力もぐんぐん上がっていきました( ´∀` )
内容自体はギャグマンガに分類されますが、場面場面できらりと光るストーリー展開にドキドキしながら読んでいました。
【わたるがぴゅん】の面白さとは
主人公は与那覇わたる。沖縄から転校してきた天才児。ただ問題行動が多くて沖縄から東京都に引っ越しをしてきます。
そこで野球部に入り数々の魔球を武器に、あれよあれよと勝ち進んでいきます。
このわたるが扱う魔球が子供心をくすぶる魔球なんですよね。
硬式球では間違いなくできない事が、軟式球なら出来そうで小学校の時にいつも友達と一緒に練習していました。
代表的な魔球が
- ハブボール
- シーサーボールなど
沖縄の子ということでネーミングは安易な感じですが覚えやすく、すぐに真似して遊んでました。(実際には掛け声だけ)
そして主人公を食う勢いで光っているのが、わたるのチームメートであったり、応援団であったり、対戦チームの選手であったりです。
何と言ってもチームメートの宮城。宮城はわたるとけんかする為だけに沖縄から転校してくるんですが、ほとんど沖縄の言葉を話すので、この漫画で沖縄の言葉を少し覚えました。(たっちゅう、がちまやーなどなど)
そして宮城は野球の内容を覚えようとしないので、無茶苦茶なことが起きます。
チームを救う救世主的な行動をしたかと思えば窮地に立たすことも起こします。
基本はこの2人がですが、対戦チームの選手もかなり個性的、応援団のわたるの友人の吉田も‥
是非見てほしいので詳しくは書きませんが‥
試合中に宮城が鼻の中である昆虫を飼ったり‥
吉田は東京から一輪車で北海道に向かったり‥
土屋という選手は握力強化の為に、道端に落ちている、犬の糞に爆竹を差し‥
とにかく笑い転げてました(*”▽”)
わたるがぴゅん! 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)最後に
最近はやはりアメリカのメジャーリーグに国内選手は目が行きますし、またその挑戦する姿を見たいというのもあり、そういった舞台設定が多くあります。
でも中学野球が舞台で野球に皆が一生懸命でその姿が非常に面白い!
小さい頃は練習で取り入れようとしたこともありましたし、社会人になった後はそのころを懐かしく同じ思いに戻りながら見ていました。
思いっきり笑ってまた野球っていいなと思える漫画です!