こんにちは秋吉博斗です。
自動車を所有すると何かと税金がかかるのです。
若者の自動車離れが加速したり、カーシェアリングが急速に広まる背景にはこうした車を所有した際の税金の高さが挙げられるます。
乗らなくても所有しているだけで毎年決まった税金がかかるのは負担が大きいもの。
車業界で働くものとしては一刻も早くこの税金に対して優遇措置を講じてもらわないと、企業努力だけでは限界が来ます。
毎年かかる自動車税について説明したいと思います。
自動車税とは?

都道府県によって若干の違いはあるがこのような通知書が年に一回届きます。
毎年4月1日時点で車を所有している人に対して課せられる税金です。(ローンの場合は使用者に。)
この自動車税は、年間に走る距離など関係なく自動車の種類、用途、排気量によって変わってきます。
大体1か月弱くらいで郵便で自動車税通知書が自宅に届きます。
納期は5月31日までです。
自動車税の料金は?
一般の乗用車は、エンジンの大きさ(排気量)で料金が変わると考えると分かり易いです。早見表は次の通りです。

自分の場合で言うと排気量1,8ℓのエコカーに乗っているので年間で39,500円かかることになります。
毎年毎年、これだけの料金がかかる訳です。
軽自動車の場合は、10,800円になるので乗用車に比べるとだいぶ安くなります。(これでも少し料金が上がりました。)
注意点は年数が経過していくと自動車税に重課されます!!!
- 自動車税 ガソリン車13年超 概ね15%重課
- 軽自動車税 13年超 概ね20%重課
自分が乗る車のエンジンの大きさの料金+15%(軽自動車は20%)は大きい。
エンジンが大きくなればなるほどこの15%は大きく、数万プラスになります。
カッコいいアメ車とかはやっぱりエンジンが大きいので毎年税金も高くなります。
エコカー減税

でもエコカーって減税があるし、毎年の自動車税も安くなるのでは??
と考えている人も多くいると思うんです。
「エコカー」については優遇措置があります。
平成31年3月31日までに新車登録を行った場合は、燃費基準の達成度合により自動車税は「概ね50%~75%」 の減税が、軽自動車税は「概ね25%~75%」の減税が設定されているんです。
が、これは初回の自動車税のみの適用で2年目からは優遇措置はありません。
1年目は例えば、39,500円の自動車税が50%の減税措置を受けて19,700円になったとしても2年目は39,500円に‥
ずっと続くのであれば嬉しい措置なものの、初回だけとなると高い。
自動車税の支払い方法

コンビニや各金融機関で支払い可能です。ただし納期を過ぎるとコンビニ払いは出来なくなるので注意が必要です。
また各都道府県によりクレジットカードでの納税が可能な場合もあります。納税先の都道府県で確認してください!!
支払い後に納税証明書がもらえますが、車検時に必要になる場合があるので大切に保管していてください。(2015年より原則電子化)
自動車税を支払わなかった場合(延滞金)
そもそも自動車税を支払わないと車検を受けることが出来ません。
車検を受けずに車を乗ることについては、立派な違反行為です。(安全面が担保されていない車で、故障による重大事故の可能性も高くなるので当たり前。)
また車検が切れていて、乗らなくても車自体を廃車せずに手元に置いていても毎年自動車税の通知書は届くので廃車手続きも忘れずに!
延滞金について
納付期限は守る!これが大前提ですが、すっかり忘れていた時がありました( ゚Д゚)
それも2か月近くも‥
延滞金の計算は
延滞金=自動車税額×納期限の翌日から納付日までの日数×14.6%(納期限の翌日からの1ヶ月は7,3%)÷365
自分の場合は{(39,500円×30日×14,6%)+(39,500円×30日×7,3%)}÷365日で711円の延滞金という計算でした。
が、1000円未満の場合は延滞金は不要という事でセーフでした。(そのあとはしっかり払っています。)
期日は守って余計な心配事が無い様にしてください!!
まとめ
この様に毎年かかる自動車税は、車の排気量ごとに変わってきますが必ずかかってくる税金です。
大きい車はカッコいいけどその分排気量も大きい車が多いので、税金のことも考えて車はチョイスしてくださいね!!