初心者のための一口馬主解説!

こんにちは、当ブログ管理人の秋吉 博斗です。

長年競馬を見続けているのですが、昔からずっと思っていたことは

いつか馬主になりたい!という夢。。

しかし個人馬主になるには非常に厳しい審査があり(年収、資産など)夢のまた夢でした。

そんなおり、5年前に友人のFacebookでついに馬主になったと投稿があり

よく読んでみると一口馬主という文字が‥聞いたことはあったのですが、よくは知らなかったので調べていくうちに興味を持ちいつの間にか入会していました!

今日は一口馬主に興味はある、もしくは初めてみようという方の参考になればと思います。

 

一口馬主とは

会社での私と、同僚の会話にこういうことがありました。

博斗

博斗
明日僕の馬がデビューするんですよ!
同僚

同僚
お前馬主になったの?どこでそんなに儲けたん?
博斗

博斗
いや、馬主といっても一口馬主なんです。
同僚

同僚
お前の馬違うやん。
博斗

博斗
いや、尾っぽくらいは僕のだと‥

 

とまあこんな会話です。そこで気を付けたいことは次の点です。

 

  • 一口馬主とは馬主ではないので個人馬主のような様々な馬主行為はできない(出走レースの選択や引退時期など)
  • 競馬場の馬主席への入場も、もちろん出来ません

 

一口馬主は「馬主」という名前が入ってはいますが馬主ではないのです

なぜか‥個人馬主の方は様々な審査基準をクリアして馬主の資格を得ていますが、一口馬主には基本的には審査がないからです。

ではどのような仕組みになっているかと言いますと、現在一口馬主のクラブは大小合わせて20クラブを超えるほどあります。

最近ではテレビCMでも大々的に宣伝をした「DMMバヌーシー」など新規参入してきたクラブもあります。

馬主の権限を持っているのは簡単に言うとこのクラブです。

クラブが購入した競走馬を40~500口程度に分割し出資を募るわけです。上記の「DMMバヌーシー」では1万口募集で話題になりました。

そして口数に応じて月々の維持費を支払うという仕組みです。

 

コストについて

では実際にはどれくらいのコストがかかるのか気になるかと思うので、私の例でみてみます。

私は現在シルク・ホースクラブで一口馬主ライフを過ごしています。

シルク・ホースクラブ

なぜシルク・ホースクラブ(以下シルク)かはまた後程として、コストとしては‥

  1. 競走馬の購入代金(シルクでは500口募集が基本なので総額の500分の1)
    例 5000万円の馬であれば一口10万円
  2. 会費 ¥3240/月(競走馬の持ち口数など関係ない固定費)
  3. 入会金 ¥10,800円(入会金無料のキャンペーンがたまにあります。)
  4. 競走馬のご飯代等(一頭につき基本は、月60万くらい。これを口数で割ると約¥1200
    シルクでは実際にかかった金額を請求されますが大体この値段の前後です。
  5. 年に1回競走馬に対する保険代(色々な怪我などに対する保険。馬代の数%)

 

・競走馬の購入代金については、各クラブによって口数も違いますし、競走馬価格も違いますので各クラブで確認して頂くとして、シルクでは一口約2万~20万円くらいの間です。

会費は必ずかかります。所有馬が全頭引退し、所有馬がいないとしても退会しない限り会費はかかります。

・ご飯代等についても各クラブで違いはあるかと思いますが、シルクでは競走馬が2歳1月を迎えると発生します。

・年始に保険代がかかります。

ということで、

一口馬主としてスタートすると、初めに購入した競走馬の一口分の金額

入会月だけ入会金¥10,800円が発生します。

月々は、 会費+餌代(持ち口に応じて)かかってきます。

私の場合はこれで大体、月々一万円くらいです。

 

ただレースに出走すると賞金が入るのでプラスの月もあります。

出費だけでなく出資馬がレースで頑張ってくれると賞金も入ります。これも多少はクラブによって変わりますが、大体、賞金の60%くらいが出資者に入ってきます。

大きいレースに出走できればそれだけも広がります!

実際はなかなか難しいですが‥

 

どのクラブに入会するか?

現在20を超えるクラブがありますがどのクラブに入会するのがいいか?

やっぱりよく勝って、出資額を上回るような競走馬に巡り合いたいですものね。

入会の基準はもちろん、競走馬が活躍してくれるクラブ!が一番ですよね。

でも各クラブにそれぞれの特徴があります。それをよく吟味してください。

そしてもちろん競走馬自体の能力もありますし、それを見抜けるように日々馬を見て、走る馬の体つき、特徴がわかるようにならないといけません。(私は全然分かっていません。( ´∀` ))

出資口数が少ないクラブであれば、一口に対する比重が大きくなりますしその分大きなコストがかかってきますが、活躍したときにはリターンも多いです。

 

 

私がシルクに決めた理由の1つとして、今は無くなったのですが、入会当時は愛馬が勝利すると、愛馬の写真入りクオカードが出資者全員にプレゼントされていました。

そのシステムは無くなりましたが、一口会員を大切にするというコンセプトにおいて色々な企画を計画し、実行されていて私は納得して一口会員を続けています。

それと勝負服!騎手が着ている上着ですがクラブごとに決まっているのでかっこいいクラブがいいなと。シルクはかっこいいよりかわいい感じですが、妙に惹かれました。

 

なのでクラブのシステム、コスト、勝負服、色々吟味してクラブ選択をしてください。

 

 

代表的なクラブをピックアップしてみました。

 

 

最後に

ということで一通り見て頂きましたが、大切なことが1点あります。それはこの一口の権利ですが、元金が保証されているわけではありません

ひと昔前までは、デビューできずに何らかの原因で引退したときは、購入金額が返金されるということがあったのですが、今ではこのような一口馬主の商品は金融商品と同じ扱いを受けるため元本保証はないわけです

 

一口クラブに入会された後、初年度に競走馬を購入(もちろん一口)されてからデビューするまでは非常に、非常~に長いです。ものすごく長かったです。

競走馬の募集が大体1歳の夏ごろされます。(各クラブによって募集開始の時期が異なります)それからデビューするまで早くても1年近くかかるわけです。

初年度は他に競走馬がいないため、ひたすらデビューを待つわけです。2,3年経つとレース間隔も短くなりますが、初年度は本当にデビューまで待ち遠しかったです。

その間、月2回ほどの近況を 食い入るように見ていました。

その結果、尋常ではないくらいの愛情を初年度の競争馬に持ちます。デビュー戦はあわよくば勝って欲しいけど無事にという思いが強かったです。

最近はPOG(ペーパーオーナーゲーム)など色々なサイトでも行っています。馬主ではないですが、一口馬主は1頭の馬のデビューから引退までを見守り、一喜一憂できるところが醍醐味ではないでしょうか。

もちろん勝ったときにはちゃんと賞金も入りますしね。

この他にも各クラブでは様々なサービスを提供されているので、興味のある方は是非一口馬主に挑戦してみてください!

私は一口の競走馬の管理をこのサイトで行っています。

一口馬主DB

お役に立てると幸いです!


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